交通事故で怪我をして,相手の自動車保険で治療を受けているけど,

 いつまで治療費を支払ってもらえるんだろう。

 

 骨折をしていたり,レントゲンで明らかに異常が分かる場合には,

 その異常がなくなるまで

 治療費は自動車保険で支払ってもらえます。

 

 しかし,むち打ち症の場合は,レントゲンなどの画像で異常が出ません。

 極端に言えば,「本人が痛いと言っている」状況です。そういう場合には,何か他の人でも分かる基準で「どのくらい痛いか」を把握する必要があります。

 

 その方法の一つが,医師による検査です。

 スパーリングテストなどの手法があります。それを医師に依頼して,結果を保険会社に示します。

 

 もう一つが,交通事故によって,どのくらいの衝撃を身体に受けたかです。

 自動車と身体が直接接触したのか。

 自分が自動車に乗っていて,後ろから追突されたのか。

 そのとき自動車はどのくらい凹んだのか

 このような衝撃によっても,身体の痛みは「想像」できます。

 このような情報を上手く保険会社に説明して,少しでも長く治療費を支払ってもらえるようにします。

 

 交通事故の内容により,状況は様々です。具体的にどのように説明すればよいか,是非ご相談ください。

 

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投稿者: 野澤・中野法律事務所